ライカ M モノクローム

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LEICA M6, ELMAR50/3.5, Kodak Tmax400

ライカ M モノクロームが発表された。
デジタルでモノクロ専用機というかなり割り切った物だが、高画素化や高感度性能ばかりに凌ぎを削るデジカメ市場は何とはなしに手詰まりな雰囲気があって、M モノクロームの成り行きは注目されるものだろう。




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色々な声があるのは分かるが、新機軸であるには違いない。
新機軸でありながらモノクロ専用というのには些か疑問もある。
デジタルでモノクロというのは何もライカデジタルでなければできないという物ではない。
大体のデジカメにはモノクロモードが付いているし、カラーで撮って画像ソフトでモノクロ化するのは、今やごく普通の事になっている。
そうなると、ライカ M モノクロームには、それでなければ出せない絵が必要になる。

では「それでなければならないモノクローム」とは何か。
デジタルで作られるモノクロ写真は、多かれ少なかれ「トライ X」とか「ネオパン」風の銀塩写真の方向へベクトルを持っていっている。
そうでない物もあるが、モノクロ写真の軸足はフィルムにあるのは間違いなさそうだ。
EOS やニコンのフルサイズ機で画像ソフトによって、圧倒的な高画素でのモノクロ写真が出来る環境にありながら「それでなければならないモノクローム」とは何なのだろうと思うのだ。
アナウンスを見ると、現像ソフトの他にモノクロ変換時に僕も時々使う Photoshop 専用のプラグインも付属するのだとか。
これでは普通のデジカメ写真をモノクロ化するのと何が違うのだろう、と思った人は僕だけではないはずだ。

吐き出す絵に特徴がなければ、これはもう「大枚を叩く」事にしか意味がなくなってしまう。
これは他に M9 だのを所有し、M モノクロームとの共用を基本にしたシステムという事なのだろう。
レンズを含めたら高級外車が楽に買えてしまう。
それだけのコストをかけるのであれば旅行にも行けるし、手持ちの機材に良いレンズを何本か奢ってやる事もできる。

ま、こんなのを発売と同時に買おうなんて人は、全部やれちゃうんだろうけどね ( 笑 )
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by ikytrkr | 2012-05-12 09:45 | モノクロ

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